
太鼓で奏でる春夏秋冬
サークル製作作品(2022)
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太鼓を奏でて四季を操る
目の前に置かれた3つの太鼓を楽譜通りに叩くと障子や和傘に投影される映像や周囲の提灯が変化する作品です。
大学祭のテーマ「和」にそって四季を表現した作品に仕上げました。
4人チームで製作し、私は太鼓型コントローラーの入力を検出するための電気回路の改造と、作品全体を制御するシステムのプログラミングを担当しました。

プロジェクションマッピング
映像は新入生のチームメンバーがAdobe After Effectsで制作してくれました。
春は桜が散り、夏は花火が上がり、秋はお月見、冬は白鳥、というような四季を感じられる映像を、障子や和傘の形にマッチするように投影します。

タタコンの改造
小さなお子様でも全力で遊べる作品にするため、インターフェースの見た目や強度を重視し、「太鼓の達人Wii」のコントローラーである「タタコン」を採用しました。
タタコンは内部に圧力センサーを搭載しており、圧力が加わる(叩く)ことで,各センサーを流れる電気の電圧が変動する仕組みです。したがって、基盤の所定部分に電線を繋げ、電圧をマイコンで計測することにより、Wii以外のシステムへの応用が可能となります。
この作品では、電圧データの監視をArduino、映像の管理をProcessing、と別々のソフトウェア・ハードウェアを組み合わせることで、提灯の点灯や映像の切り替えを行っています。
