
DoorKnock
サークル製作作品(2024)
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目に見えない大切なもの
社会課題をアートで解決するグローバルアートチーム「LITTLE ARTISTS LEAGUE」と共同で作品を制作し、横浜で開催された「INVISIBLE MUSEUM-見えない大切な何かを探す展」に出展しました。この展示会は、多様性や身体的な事情を抱える人々との隔たりを緩和することをテーマに掲げています。
私たちのチームは、視覚に頼らないアートによって、感情や価値観などを強く感じられる作品を目指し、異世界の住人との会話を通じて他者との価値観を共有し、多様性に触れる作品を制作しました。また、「発声」という要素を主軸にしたアートに着目し、初めての試みとして視覚障害のある方々にも楽しんでいただける作品を目指しました。


会話によるインタラクティブ
扉をノックすると、異世界の住人が価値観に関するさまざまな質問を投げかけてきます。自分の考えを伝えると、他の体験者がどのような答えを返したのかを教えてくれます。体験者の価値観は音声データとして蓄積され、多様性に富んだアートが創出されます。
制作は共同4人チームで行われ、LITTLE ARTISTS LEAGUE様がアートコンセプトに関する部分を、サークルメンバーが技術部分の制作を担当しました。その中でも、私は異世界の住人との会話を制御するシステムの開発と、木製の扉の制作を担当しました。扉は質感や手触りにこだわり、目の見えない方も世界観を感じられるようなデザインにしました。